眼力さん 季節の風景

四季折々に風景の異なる稲荷山の魅力と私が見かけた参拝者の方々をご紹介します。

眼力さん 季節の風景
霧の立ち込める木立 雨の残る南天の実と年の暮れ 眼力社のろうそくの炎 新緑の眼力社

この季節はどんな風景?どんな人が訪れるの?

季節によって稲荷山は変化します。そして訪れる人々の装いも変わります。春夏秋冬のお山の風景と私KATOが偶然見かけた参拝者の情報をインスタグラム風にお届けします。

十一月 店の軒下に走る外国人

2019年11月、紅葉始まる雨上がりのある日店の軒下に走る外国人

夜通し雨が降り続いた翌日は、紅葉狩りにぴったりな秋晴れになりました。

突風が吹いて稲荷山の木々を揺らすと、どこからともなくバラバラ、バラバラと屋根を打つ、雨より大粒の何か。そこら辺を歩いていた観光客が一斉に店の軒先を借りて避難します。

その正体は大粒のどんぐり。


言葉は通じなくとも痛いのは皆同じ。同じ屋根の下に入った外国人と思わず目が合って笑顔で会釈しました。そんな何気ないコミュニケーションを楽しみながら稲荷山散策は続きます。

十月 買い物だけする男性

2019年10月、秋の行楽がてら縁起物を買うだけの男性

涼しくなり始めた秋のある日。「すみません、これください。」振り返ると願力ノートを手に持っている男性がいました。その方はさっさとお支払いをし帰って行かれました。

たぶんネットを見て眼力社の縁起物のことはご存じなのでしょう。もしかしたらもう何冊目かのご購入かも知れません。しかし肝心なことを忘れています。

いくら現地までしんどい思いをして登り縁起物を購入しても、神様への挨拶を忘れてはせっかくのご利益も半減です。まずは拝殿で手を合わせ、いつも守っていただいていることに感謝し購入はそれからにした方が良いです。


神様との付き合い方は人づきあいと同じです。挨拶の良い人は信用の厚みが違います。

九月 秋の日のご夫婦

2019年9月、台風後の秋晴れにご夫婦で一年ぶりのお参り

大きな台風が千葉県上空を過ぎた9月のある日。

「千葉、大変だったね。今月中には電力復旧する予定らしいよ。」

「あ、トンボ飛んでる。そういえば去年もここら辺で見たね。」「いや、あれは10月だったよ。俺の誕生日だったもん。忘れたの?月日が過ぎ去るのは早いね。お互い歳取るわけだよねぇ。」そんな会話をしながら参道を登るご夫婦をお見かけしました。


一枚のタオルを仲良く共有し、背中を押し合いながら登る後ろ姿をすれ違った外国のお客さんがこっそりスマホで撮影。夫婦愛は国境を越えても伝わるのでしょう。

八月 暑い日に東から来た女性

2019年8月の猛暑東京から来た、女性一人旅

気温37℃、体感温度は優に40℃を越える8月。

長袖ブラウスの袖が、まるで雨に打たれたかのように汗でびっしょり濡れたその女性は、おひとりで東京から来ていました。

「日帰りで今日帰ります。先ほどご祈祷をあげさせていただきました。ちょっとお買物させてくださいね。」そう言っていくつかの縁起物を選び、さっと帰って行かれました。私はこんなに立ち居振る舞いの美しい方がいらっしゃるのかと感動しました。


眼力さんにはここ最近、東京方面からおひとりで来られる女性が増えています。皆さんそれぞれお悩みごとを抱えていらっしゃるようで、普段人に言えないようなことも眼力さんには相談できるようです。

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