眼力社の3月早春の月参り

伏見稲荷、眼力社へ迎梅の候3月の月参り情報。

眼力社の3月の月参り
馬の神様を祀る馬神社 手書きのメニュー 午前中の込み具合

厚手のコートを着て出かけ、手に持って帰る三月の月参り

日中11度から20度と、気温の上がる季節。

本殿前の階段を掃除する人●2018年3月中旬 午前7時ごろの本殿

三月の月参りは行きと帰りの寒暖差が激しい季節。先月のようにつららこそありませんが、この頃の伏見稲荷周辺の朝はまだまだ2度から5度など一桁台が多いです。 ダウンジャケットやウールの厚手のコートを着込んで行くことをお勧めします。

ちょうど受験の終わった時期に当たり、暖かい日中になると学生や海外の観光客が先月よりも1時間ほど早く参拝に来られます。この日は日曜日の午前7時半で駐車場は満車になりました。到着時間は早朝7時、遅くとも8時までがおすすめです。

本殿の前の階段を係の方が掃除していらっしゃいました。日差しもなんとなく先月より暖かく見えます。

本殿前の舞台

株価が上がり、膝痛が治る。根上り松

根上り松標識

千本鳥居を抜けて少し行くと「値上り松」があります。持ち株の上昇、出世など「上がる」ことを祈願することができます。膝をはじめ身体の痛み取りにもお勧めです。

根上り松看板

“根上りの松は一方の根が地表に持ち上がっている形状から、むかしより根上りの松と呼ばれ不思議なご神徳があると伝えられています。商売をする人、特に証券会社や株に関係する人々からは値(根)が上がるのを待つ(松)と言われ縁起が良い松として篤い信仰を得ています。また素朴な庶民の信仰として、持ち上がった松の根が人々がひざまずいてお祈りする姿に似ていることから「膝松さん」とも呼ばれ、松の根元をくぐったり、木の肌を撫で身体の痛むところを撫でると、腰やひざの痛みが治ると伝えられています。”

根上り松のご神体

今までこちらで願掛けする多くの老若男女の参拝者を見かけましたが、根の下を屈んで3周回るというのが一番多かったように思います。男性は仕事に関する祈願、女性は膝の治癒祈願が多いようです。女性はパンツスタイルでお出かけください。


お店は人が、お山は自然が演出しています

瓢亭さんの手書きのメニュー●面白い手書きのメニュー
ご店主の自作でしょう。
文字に味わいがあって美味
しそう。

3月のお参りは暖かいので参道の景色を楽しむ余裕も出てきます。こちらは瓢亭さんの手書きのメニュー。味わいのある筆文字が食欲を誘います。

どのお店もパソコンもない時代からの創業ですので、稲荷山には達筆な女将とご主人が多いのも有名です。年末の参拝で運が良ければ鈴の緒の名前書きをテーブルの上で書いている姿も見かけられます。

こうして各お店、自分の店にあった演出を工夫し現在に至っていらっしゃいます。

西村亭さんの梅

山の中腹の西村亭さん前からの眺め。日中はかなり日当たりが良いので梅が咲くのが早いです。山肌の衣替えをして演出するのは“自然”の担当。

眼力さんに到着しました

眼力さんを見上げる

ゆっくり写真を撮りながら登ったので午前9時に到着しましたが、この日はまだほとんど人がいませんでした。年末年始に奉納された鳥居の多さが信仰者の多さを物語ります。

お正月にたまった鳥居

奉納の鳥居は1年間神前に祀ってもらえます。一番安いもので2,500円から高いものでも10,000円くらいでどなたでも奉納できます。11月末のお火焚祭でまとめて焚き上げてしまうため、できるだけ年始の奉納をお勧めします。その場で服部さんに小筆を借りて毛筆で柱部分にお名前と住所を書きます。

眼力さんをお参りする参拝者

この日は目を患っている方がお礼参りに来られていました。片道1.4キロの石段をご家族が手を引いて登って来られたそうです。どのくらい大変なことだっただろうと想像するとその方の熱意が伝わって来ました。

お話をうかがうと、手術前に一度願掛けに訪れ、現在無事回復に向かっているとのことでした。もう一組、来月白内障の手術をするので祈願に来ましたという親子さんもお会いしました。眼力さんには毎日のように目の病を患った方が願掛けかお礼参りに訪れています。

またこの時期多いお礼参りは、受験に合格した親子さん。眼力消しゴムを握りしめて受験に挑んだとか、春からは大学のある見知らぬ土地で暮らすから今後とも娘をお守りくださいなど、この日も母子でお礼参りに来られていました。

眼力さんのみどころ情報