大切にしたい言葉、身につけたい格言の小さな書
生きていくうえで大切にしたい言葉を、今では少なくなった正統な書き手による威風堂々とした隷書の文字で記す“眼力さんの書”は、多くの参拝者の間で人気です。
眼力さんの書は家でも会社でも、とにかくいつも見える場所に貼っておいて、夜となく昼となく眼にすることで書かれている言葉が自然に叶い身につくのだと、一人で何枚も求められていく方も少なくはありません。なかには「ひとときも欠かさず持っていたい」と、眼力さんの書を小さく折りたたんで財布に入れているという方もおられるほどです。そんなことから、いつでも持ち歩ける大きさの眼力さんの書、“豆書”ができました。
ちょうど財布や定期券入れなどに入れることができる大きさの眼力さんの豆書。いつも財布を開けるたび、パスケースを出すたび、書かれている言葉が眼を通して身体に染みいり、やがてその言葉のとおりのことが叶い身につき、自分のものとなっていくことでしょう。
「いつでもそばに眼力さんが居られる感じがする…」
そう思うのは眼力さんの豆書の裏に地紋のように書かれた般若心経があるからかも知れません。でもたとえ一日の間で書の言葉を眼にする機会が少なくても、肌身離さず持っているだけで、ほんの少しだけど、今までに無かった自信や勇気のようなものを持てるようになる…。眼力さんの豆書はそんな不思議なお札です。
紙がくたくたになったり、色あせたり角が折れてきたら一年を目安にお取り替えください。
- 200円/1枚
スマートフォンのカバーケースに入れてもいいですか?
本年3月に眼力の豆書をお迎えさせていただきました。その際お店の方が豆書はお財布にでも入れておくとよいとのことでしたが、私自身、財布よりスマートフォンを手にしていることが多くそのケースに豆書をお迎えしたいと思うのですが問題ないでしょうか?
■KATOからの返答
もちろん問題ありません。写真のように透明のカバーケースに入れてもいいですし、二つ折りのタイプならその内側でも構いません。目によくつくところに入れておくのが一番良い持ち歩き方です。
豆書 ご利益指南表
心願成就(しんがんじょうじゅ)
あなたが何かを願う時叶うか叶わないかは本気か否かによります。心の底から願う時、神さまは必ず力を貸してくださいます。
If you must be serious, the wish comes true. When you pray from the heart, God would grant a wish.
心の底から願うこと、それが心願です。あれもこれもと欲張らず、これを叶えてみせるという意思決定こそ心願成就につながるでしょう。
良縁(りょうえん)
良縁は待っているだけでは訪れません。自ら微笑み、周囲を明るくすることで並の縁が良縁に変わるのです。
If you do nothing, you cannot get the good human relations. It may establish the human relations that should always have you with a bright expression.
縁は待つものではなく作るもの。笑顔を添えて一瞬の会話に全力を尽くせば目の前の人はあなたの大ファンに変わるかもしれません。
平常心(へいじょうしん)
焦りや不安に負けてはなりません。どんな時も深い呼吸をし、心を乱さずにいることが物事を解決へと導きます。
You must not be ruled in a fret and uneasiness. Always calm down without disturbing a heart. Things face the good direction.
この世の中で最も強い人はいつも平常心でいられる人。焦らず、おごらず、ゆっくり話す穏やかな声にはどんな人でも耳を傾けてくれます。
一日一善(いちにちいちぜん)
人に尽くし、世間に貢献し、自らの魂を磨きましょう。周囲への心配りはやがて自分に戻ってきます。
Kindness is never wasted. The mercy to another person brings oneself good luck before long.
周囲のためにやっているようで実は自分のためになる修行。ノルマを課せられるのではなく進んでやれるようになれば免許皆伝と言えるでしょう。あの大谷翔平選手を見ていれば浮かぶ言葉です。
初志貫徹(しょしかんてつ)
一つの物事をやり遂げることができる人に災いは訪れません。なぜなら辛抱強い人には神さまが手を差し伸べてくださるからです。
Misfortune never happen, unless you stop pursuing it. There is the saving grace of God to the person who can accomplish one.
最初に思い描いた信念を貫きましょう。途中で間違っているところが見つかれば臨機応変に軌道修正してでも最後までやり抜きましょう。
一斗二升五合(いっとにしょうごんごう)
本音を直接言わない奥ゆかしさのある者にこそ神様は手をさしのべ、ご利益をもたらすでしょう。
◎一斗二升五合とは… 一斗は五升の倍で「五升倍=ご商売」、二升は升が二つで「升升=益々」、五合は一升の半分なので「半升=繁盛」…ご商売益々繁盛。これは江戸時代の判じ物という商売繁盛を祈願する言葉。
God gives good luck to graceful person who does not say the true intention. “Itto nisyou gongou” means your business becomes more and more prosperous.
『商売繁盛』の洒落言葉として昔、商売人の間で人気のあった隠語。利益を出す商売人は直接本音をお客さんに言いません。特に京都の人は今でもストレートな表現や批判的なことは言いません。だからこそお客さんから信頼されたのです。
吾唯知足(われただたるをしる)
欲を追いかけるより今あるものに感謝する気持ちを持つこと。神様はそんな者に幸運をもたらします。
We should appreciate a simple day like today not pursue your own desire. God brings good luck to person who can do it.
昔からよく腹八分目と言われますが、あれは食欲に限ったことではありません。世の中で最も不幸な人は満足することを知らない人です。ここまででよい、ここまでで止めておこうという分度と節度があればもっともっとと欲を出さずに済みます。欲が旺盛でないことは生きやすさにつながります。
眼力(がんりき)
眼力とは見抜く力。ものごとの本質を見抜く力をつければ視野が広がり、活躍する世界が広がります。眼病回復祈願にも。
Ganriki is the ability to perceive the essence of things. This ability enables you to have a wider vision and play a leading role in a wider world. This mamesho also can be effective in healing eye troubles.
豆書のなかでも一番人気の「眼力」。眼力を磨くと「物事の本質」が見えてくるようになります。同じ文字を毎日眺めていると潜在意識が高まるので気がついた頃には自然と「眼力の利く人物」になっていることでしょう。
謙虚と感謝(けんきょとかんしゃ)
常に謙虚に振る舞い、感謝を忘れない人は他者の協力を得られ、助けが入り、神さまから愛される人です。
Always be humble and have a sense of gratitude, and you will be given the help and support of others and be loved by god.
眼力社の代名詞でもある「謙虚と感謝」。人生をうまく行かせる人の必須条件とも言えます。
健康(けんこう)
何事も健康でなければ成し遂げられません。私たちは健康だからこそ毎日学び、働き、笑い、生活できるのです。眼病回復祈願にも。
No one can achieve anything without health. We could learn, work, laugh and have a happy life because it is we are in good health. This mamesho also can be effective in healing eye troubles.
大富豪でも絶世の美女でも健康でなければ長続きしません。健康は人生を豊かに生きる条件のひとつです。
氣(き)
「米」は字体から分かるようにエネルギーが四方八方に発散される様子を表します。あなたの発する気が変われば、人生は変わります。
As you can see, this kanji character "Ki" expresses the iuminous with energy in all directions. Your heart and soul fixes your destiny.
氣は人を包むエネルギー。氣根を強くすれば勝負や物事に打ち勝つことができます。もし今の環境が好ましくないなら氣を変えてみてはいかがでしょうか?
幸福(こうふく)
あなたが幸福になりたいなら、今持っている幸福に気づくことです。幸福になることは私たち生まれてきた者すべての使命です。
If you want to be happy, you should notice that you already happy now. And our mission in life is to be happy.
大きな幸せが一度訪れるだけの人生よりも、小さな幸せが毎日訪れる人生の方がはるかに幸せです。そのことに気づくことが幸福の始まりではないでしょうか?
果報は寝て待て(かほうはねてまて)
最善を尽くしたらあれこれと悩んだり心配しても不安になるだけ、寝て待っていても大丈夫。長い人生には休憩が必要な時があります。
There is no profit in worrying. All you have to do is wait and see. If you do the best. In life, we all need some downtime.
人と比べたり、自分がうまくいっていないときは誰でも焦ります。しかし焦って出した結果があまり良いことにならないのは皆さん経験済みですよね。自分でできるだけの努力をしたなら焦らず、後は待っていればおのずと良い知らせは届くもの。海外にも『待つ者はどんな良いことも叶えられる』ということわざがあります。
特に日本人は勤勉で働き者であると世界から評価されますが、ずっと走り続けるのは無理があります。過去に走り続け大きな功績を残したのだから今は英気を養うためにゆっくり休みまた次に備えましょう。そのうち自然と良いタイミングが訪れるはずです。
ちなみに眼力さんは投資をする人から慕われる神様ですが、相場には売り、買いのほかに休む、見送るという方法もあるそうです。売り買いを「動」とするなら休むは「静」。世の中にはバランスの法則があり両立していないとうまく回りません。
休むことは怠けることではなく必要な戦略と言えます。
笑門(わらうかどにはふくきたる)
いつも明るくにこにこ笑っている人には、自然に幸福が訪れると日本では昔から言い伝えられています。
This old Japanese saying tells us that happiness naturally comes to people who keep smiling pleasantly.
つらいことがあった時でも笑顔を忘れずにいましょう。笑っている人の元には良い情報、良い仲間が集まってきます。
克己心(こっきしん)
何事も負けず、くじけず、逃げなければ必ず勝利にたどり着きます。敵は自分の中にあり、成功もまた自分の中にあります。
Winners never quit and never escape no matter what happens. Your enemy is usually you and the truth lies within you. Everything is up to you.
あらゆる外の敵に勝つにはまず自分に勝つことです。自分の感情に勝つことができれば敵に勝つのはそれほど難しいことではありません。