眼力社の2月の初午、月参り

伏見稲荷、眼力社への一番寒い2月の月参り情報。

眼力社の2月の月参り
本社しるしの杉 納札所 眼力社梅と桜の飾り

2月の初午へお越しください。

2025年、今年の初午は2月6日

今年こそは伏見稲荷の初午(はつうま)に出掛けてみませんか?初午とは2月最初の午の日を言います。伏見稲荷に農耕をつかさどる神様が舞い降りた日とされています。この日は稲荷寿司を食べて家内安全を祈りましょう。

今年は2月6日(木)で平日にあたります。また二の午は2月18日(火)、三の午はありません。 旧暦でお詣りする方の初午は3月2日(日)、二の午は14日(金)三の午は26日(水)。江戸時代には初午に親が子供を寺子屋や私塾へ入門させ、新しいことを始めさせる風習がありました。現代でも何かを始めるのにふさわしい日と伝えられています。ぜひ願力ノートでも始めてみませんか?

【2月17日はちょっと魅力的な日】 天使のささやきの日

樹氷と風に舞うダイヤモンドダスト

天使のささやきの日とは北海道で1978年に最寒記録を出したことから1990年代になり改めて制定された日。

「天使のささやき」とは、空気中の水蒸気が凍ることでできるダイヤモンドダストに由来しているそうで、本来は寒冷地や雪に関するイベントを想起させるきっかけになる日なのだそうですが、天使(神様)からのささやきがいただけるなら、ぜひとも神社に行きたい日でもあります。

寒さ厳しい中、神社に足を運んで願った祈りはきっと神様に届くでしょうし良いひらめきを授かるかも知れません。

【感謝を伝える2月25日】 一粒万倍日でもあります

2月25日は親に感謝の気持ちを伝える日だそうです。日頃照れくさくて言えていない場合はこの日にご両親に感謝を伝えると良いですね。また日頃私たちを見守ってくださっている“親のような存在”の神様への感謝も忘れずに伝えたい日です。お稲荷さんは感謝すればするほど、またお力を貸してくださいます。

以下は他の年、同月の情報です。

毎年2月の初午は、眼力社への参拝者が一年で一番多いとき

2月早朝の境内●2月中旬 午前8時ごろ

その年は『暖冬』と言われていて日中14度を上回る春の陽気の日もあれば、翌週には雪が降って氷点下を超えるなど、体調管理が難しい日が続いていました。京都伏見区の稲荷山も同様でこの日は暖かかった前日とはうって変わり朝からとても冷え込む日となりました。

ご覧の写真は2月中旬(平日)午前8時頃の本社境内ですが先日の天気予報で「今日は冷え込む」と言われていたため参拝者の数もいつもより少ない様子でした。

またこの年は中国の春節(旧正月)で2月4日から約一週間は中国人観光客がどっと押し寄せるため、その期間のお参りを外す日本人参拝客が多いようです。この日はその波もすでに終わり、境内は比較的空いていました。

2月は納札所にお札を返納する

2月と言えば節分ですので昨年一年お世話になったお札、お守りを取り替える時期になります。まず納札所にお札をお返ししてからお山します。

「一年間有難うございました。おかげさまで無事に暮らせました。ゆっくりお休みください。」と言ってお札をお返しします。眼力社でお求めになった縁起物は大西さんにお返ししても受け取ってくれます。

眼力社の寒そうな手水

眼力さんに到着しました。ご店主さんが、この年はびっくりした様子で教えてくれました。初午の眼力さんへの参拝者が過去最高の人出を記録したそうです。拝殿も、前の道にも、売り場にも人がいっぱい。そのためお昼を摂るのが夕方になるほど忙しかったとか。お稲荷さんは商売の神様ですので賑やかなのが大好き。この日はきっとお喜びになられたことと思います。お越しいただいた皆様は必ずご利益を授かったことでしょう。

食べ物を探しに降りてきた猿の親子

冬枯れした稲荷山から、お腹を空かせた猿の親子が餌を探しに降りて来ていました。お供え物を盗って食べているようです。可哀そうですが病気を持っている危険性があるためもし見かけても絶対に近づかないでください。餌付けすると神社の迷惑になります。目を合わせずに無視して通り過ぎてください。スマホは奪われる危険もあります。信仰の地なので必ず規則はお守りください。

眼力さんのみどころ情報