福を招く、豪華な福寄せだわら
西陣織座布団の上にご鎮座する金の俵
開運、諸願成就を祈る福寄せだわらは豪華な西陣織座布団の上にお座りになっています。色目は選べる4色で赤、黒、桃、白。柄は日本古来の縁起が良いとされる伝統的な吉祥紋様が使用されており和花、唐草、扇、流水など様々。眺めているだけで晴れやかな気持ちになれます。
座布団に乗せたときの金だわらの高さが約17センチ、座布団の横幅が約20センチとかなり大きく人目を惹きます。お店や会社のカウンター、お玄関に飾り福を招き厄を祓っていただくようお願いしましょう。
今までで一番大きな金俵は(写真右の)億万だわらでしたがこちらの俵と比較して異なるのはお座布団。億万だわらは赤のちりめん素材のウレタンの角座布団ですが、福寄せだわらは豪華な西陣織座布団とその上にちりめんの上掛けを重ねています。
億万だわらと比較して座布団に厚みがありますので背が高く重厚感があります。お玄関や床の間に飾ってもひときわ見栄えが良くお客様を迎えてくださるのでおうちの顔になる場所に飾るのがお勧めです。
本当にかけがえの無い存在となった「米俵」(2024年)
今年の夏は昨年の猛暑からくる米の不作と南海トラフ地震の心配から、スーパーの売り場から米が無くなるという非常事態に陥りました。米と言えば少し前まで誰にでも手に入る物でしたが、今回はまるで日本人の主食とは何かを再確認させるような一大事件となりました。
ところで米俵が縁起物として扱われるようになったのは米が小判と等しく富の象徴だったからです。いつでも誰でも手に入る現代と違って、昔は日照り続きや洪水で稲ひと束を手に入れるのにどれだけ苦労したことでしょう…。そんな困難を想像しながら米俵を持つ、所有するということは非常に努力と忍耐のいることだと認識させられます。
この福寄せだわらは富や幸福は一夜にして手に入る物ではなく、時間をかけて築き上げていく物であると教えてくれているのかも知れません。
- サイズ……座布団に座ったたわらの高さ約17cm
- お勧めの…置き場所:基本的に億万俵と同じですが華やかさがあるのでお玄関や床の間向きです。
- 販売価格…5,500円
西陣織の歴史について
西陣織は京都で育まれた高級絹織物。
発祥は平安時代で秦氏により養蚕と織物が大陸より持ち込まれました。応仁の乱以降、西軍の陣地跡に織物職人たちが居留し営みをはじめたことからその地域一帯を「西陣」と呼ぶようになり西陣織の名称が広まりました。ちなみに今の京都市北西部に当たります。
西陣織は糸の素材が豊富で綴、錦、緞子、朱珍、絣、紬など多種多様。通常の染め物が生地を織ってから染色するのに比べ、先染め織物と呼ばれる西陣織は染色した糸を組み合わせて紋様を織り出すため、完成までに大変手間がかかります。また、後染め織物のように織り上がり後に染液や水に浸けないためシワになりにくく丈夫なので帯に用いられることで有名です。大量生産されるのではなく、多品種少量方式で生産されるため反物そのものに価値があるのも特徴です。
昔から「正装なら染の着物に織の帯」と言われるように染の着物の代表が友禅染、織りの帯としてもっとも品格の高いものは西陣織を指します。糸の厚みに応じて織物の表面に立体感が出るのも魅力の一つです。(左の写真は滔々と流れる水をイメージした流水柄の白座布団)
きらびやかで豪華な赤座布団
亀甲や流水、唐草や梅、菊や牡丹の日本古来の伝統的な柄が描かれた豪華な西陣織の赤座布団を敷いています。これらの柄は吉祥紋様と呼ばれ、古来より縁起を担ぐ時に使用されてきました。
金俵との間にちりめんを敷いており華やかさの中にも繊細な気遣いが感じられる面持ちです。
長寿を願うモダンな黒座布団
金糸と黒のみのシンプルな丸紋唐草柄の西陣織座布団。唐草紋様はその生命力の強さから「子孫繁栄」と「長寿」を意味し、健康で長生きの象徴として人々から慕われて来ました。また柄が小判のように丸紋で表現されていることから金運・商売繁盛を招く招福座布団です。
愛らしく華やかな桃色座布団
愛らしいピンク色の西陣織座布団には小菊や梅、松、雲流など日本の古典的な伝統紋様が描かれています。古来より雲は雨や雪を降らせ天候を変える力があることから神が宿るとみなされてきました。また様々な形に変わることからも万物は雲より生まれたと言われ「創造の象徴」とも呼ばれる高貴な紋様です。
気品ただよう流水柄の白座布団
凛とした面持ちの白座布団は桜と流水紋様が描かれています。流水柄は生命の源である水滴が海に注ぐまでの様子を人生にたとえた永遠の形として表現されて来ました。厄を流す「魔除け」や火難除けなどの意味がありますが、金運を招き入れる「蓄財」の意味もあり古くから人気の高い柄です。