飲食店からもう一つ事業を立ち上げ
飲食店をやっている友人が眼力さんをお参りした翌月にローカル放送の食レポ番組で紹介されることが決まりました。それからずっと繁盛し、うまく行っています。
とくにコロナになってからは周りの飲食店同様売り上げは下がったそうですが、良かった時に貯めた貯金で始めた別事業があるおかげで助かっているそうです。座布団には招き猫を置いています。
美容師の姉
ご利益があったかどうかはあまり人に話すものではありませんが、誰かの役に立てればというスタンスでお話しますね。私の姉の話ですが中学からずっと不良で地元では知らない人がいないくらいのワルでした。
見つけようと足掻いていました。
●写真はイメージです
学校でも停学を受けたりで警察のお世話になったこともあります。でも私の知っている姉は本当の不良とはちょっと違って、いじめられている子を助けたり、川に落ちた子犬を自ら水に入り助けるような優しく正義感の強い人物でした。
成績は群を抜いて良かったそうです。
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こんな姉ですので一度はお寺の更生施設に入り、高校を出てその後理美容の専門学校に通うことになりました。はじめは全く言うことを聞かず抜け出しては連れ戻され、退学も余儀なくされていたのですがなんとか卒業。その後やっと美容師の資格を取り大阪の有名美容室で下働きから始めました。
ちょうどその頃にネットで眼力さんを知ったそうで神社に出かけて格上げ座布団を買ったそうです。毎日シャンプーで手が荒れるのでハンドクリームを塗って寝ていたそうで、使い終わったハンドクリームのチューブと大事なカットばさみ、コームを座布団に置くのが日課だったそうです。べとべとになるのが嫌でラップを敷いた上に半紙を敷いていたそうです。
ここで働ける人は少ないそうです。
道具を大事にし、言葉遣いも改め、笑顔も徐々に板についてきた姉。その変貌っぷりに驚いたのは母と私だけではなかったようです。しばらく経つと姉は東京の表参道のお店の知り合いからスカウトされました。その後もどんどん出世し今年東京にお店を出すことになりました。
今では周りは良い意味で姉を知っている人ばかりになりました。嘘みたいですがほんとの話です。変わることを恐れなかった姉の勇気と、眼力さんの力は本物なんだと思って親子で感謝しています。
座布団を二つ並べてオリジナルの道具箱を
りだそう●写真はイメージです
こんにちは。
知り合いの紹介で眼力社さんに通い始めて10年が過ぎました。 私は自営業で工務店を経営しています。5年前に購入した格上げ座布団の大を引き出しの中に2組横並びに並べて仕事道具のノコギリと金槌とカンナを置いています。
そのままだとおがくずが着いたり汚れるので特注で作った硬質塩ビのカバーケースを一枚挟んでその上に置くようにしました。お陰でとても気に入っている道具箱。お気に入りの場所になりました。
使い続けているのだそうです。
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毎日仕事が終わったら、ノコと金槌、カンナを手ぬぐいで拭き上げカバーケースの上に置く。また翌日出かけるときにも(今日も一日力を貸しておくれ)と話しかけて手を合わせ、大切に取り出して持って出かける。この生活をずっと続けました。
この5年、目を見張るほど伸びたのが自分の技術です。カンナかけもノコ引きも自分で言うのも変ですが相当上達しました。
大雨が多いので仕事が止まること
が多いので困っているとか。
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特にカンナは親父の形見で、使うときは親父だったらどう引くかをイメージしてかけていました。すると以前から師匠と慕って来た人から「かけ方が父ちゃんに似てきたな!早いしうまいし、俺もそのうち追い抜かれるな。さすがやなぁ、社長は。」と言われました。 (師匠が私を社長と呼んでくれたのはこれが初めてです!)
物に心を込めて使えば技術が上達するのは本当のことですね。物を大切に扱えば、大切にされる人になれます。仕事も技術も人格も、人間関係までが一つ上に上がったように思います。
心がけ一つ、いや習慣一つでここまで人生が変わるとは思っていませんでした。
これからも一生懸命積んだ経験と技術と信頼を落とさないように今まで通り道具を大事にし、仲間と会社を守っていこうと思います。
本当に有り難うございました。