生きることなんて、どないもない。Vol.2

眼力さんの守役、服部さんが見た今、昔。暮らすこととは、生きることとは、そして生きることとは。~第二話~

眼力さん 生きることのコツ
京都伏見の清らかな場所 眼力さんの手水は石清水
●第二話●

日本人とお米

私たちの主食はご存じ“お米”です。古くから日本ではこのお米を中心にバランスの取れた食文化が育まれてきました。でも現代の生活では忙しいときなどファストフードで食事をすませたり、食事自体を抜いてしまったりと“食”を疎かにしがちですね。それにより私たちはお米を食べる機会がどんどん減っています。ダイエットで炭水化物を減らしたいとのことから、お米を摂らないという方も多いですね。

ある日、眼力さんのお詣りを終えて休憩していると、同じようにお詣りを終えた女性の参拝客と服部さんが話しているのが聞こえてきました。

「最近は食生活が乱れてしもて、子供らの精神状態が良くないんやってね。 常に落ち着きがなくイライラしている子供や、すぐキレる子供が増えているのは、食事の栄養バランスが悪いんかも知れませんね?」

そう話す服部さんに、その女性は実は自分も炭水化物ダイエットをしている最中でお米を食べていないということ、それに月参りのお山に上るのも最近しんどくて、少し上がっては休憩、また少し上がってはしゃがみ込むといった感じだということを、ちょっと照れくさそうに話しだしました。

女性は、もうさほど若くないので体力の衰えかな?と自分で思い込んでいたそうですが、間違ったダイエットで体調を崩すことは珍しくありません。

眼力さん周辺は草花の宝庫

「朝食抜きが一番体に悪いのよ。朝はお米だけでも食べていれば私たち日本人の体は動くようになってるんですよ。」

その女性をいたわるような服部さんの優しい忠告でした。確かにお米中心の食文化は古くから伝わるだけあって私たち日本人の身体にとってバランスの取れた食事なのでしょう。服部さんの言葉を聞いて深く何度もうなずいていた女性でしたが、やがてはたと顔をあげ、

「もう、ちゃんとお米食べるようにします。」
「なんだかこれ眼力さんからのメッセージみたいですね。」

眼力さんにお詣りで、生き方のきっかけを

そう言いながら、服部さんと二人見合わせた互いの顔から笑顔がこぼれていました。

その女性が体調を崩していたことも、炭水化物ダイエットをしていたことも知らななかった服部さんが、たまたま口にした他愛ない話題によって、その女性の抱える悩みをひとつ解消したのです。女性にしてみれば、眼力さんからのメッセージが服部さんの体を通して自分に伝えられたように感じても不思議ではありません。

古くから続くものには意味があり、何かがうまくいかないときは、それをおざなりにしてしまっていることが原因となっていることが案外多いようです。
眼力さんはそのことを私たちに教えてくださったのかも知れません。


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