神様はどんな人に興味を持つのか?
神社信仰をしているとよく神様がついてくるといいます。
参拝する方々が一番興味のある話だと思うのですが、神様とはどんな形で、どんな風に人についてくるのかをお話ししたいと思います。
私の知っている人は40年ほど稲荷信仰をされていますが、その家に孫が来ると「じいちゃんの家、狐さんが飛んでる」と天井を見るそうです。白い大きな狐が天井をくるくると舞うように飛んでいるそうです。このお孫さんたちは今では社会人。もう見えないそうです。
私KATOももう長年お稲荷さんを信仰しているのですが、家族の者が月に一回程度、部屋の中で白い狐のような大きな生き物を見ます。
うちにはペットはいません。
ただ顔は見えず、尻尾とおしりがささっと物陰に隠れる感じです。白い大きな犬か狐のような動物で尻尾はふさふさの毛でおおわれているそうです。最初はドキッとしたそうで叫び声を上げていました。
これは神様ではなく使いの眷属(けんぞく)さんといいます。修行中の狐の形をした神様のお弟子さんのようなものだそうです。
この狐さんが神様に「あの家はこういう商売をしていてこういうことをしたいと祈願しています」とお伝えしてくれるそうです。
うちでは時々、空(くう)に向かって「眷属様、いつもありがとうございます」と言うようにしています。
この見える人の特徴ですが私には純粋で混ざりっけのない誠実な人のように思います。多くは未就学児童などですが、うちの場合は50歳をこえた大人が見ています。お参りに行った1週間以内が最も多く、家族で何か相談事をしているときに多く見るように思います。
コロナ禍でも困ったことが起きなくなる
この記事を掲載し数年が経ちましたが、その私の家族ですが最近はもう一つ上の階級の眷属さんが来るようになったと言っています。というのも隠れるのが上手いそうで姿は見えず、気配だけを感じるようになりました。印象としては(そばにいるから安心して良いよ)と言っているような雰囲気だそうです。
実際にその家族の者は職場では位が上がりコロナ禍にも関わらずこの年齢で順調に昇給しています。家族の私でも羨ましいくらい周囲の人から愛されています。神様が好く人というのはまず人間からも好かれる人なんでしょうね。
声が聞こえるようになりました
数か月前、家の中に念願の神棚を置きました。その下を通るときにその家族の者に「わしも食べたい」と声が聞こえたそうです。
ちょうど昼食の準備をしていたそうで、ご近所に配る給食を作っていました。この家族は自分にできる日は近所の独り住まいの方に無償で食事を作っています。この日は初めて作る炊き込みご飯だったそうでそれを食べたいと話されたとのことでした。
お皿に盛って差し上げた数時間後、ちょっと奇跡的な出来事が起こって本人は驚いていました。神様も食欲があるようです。
KATO
※この写真はイメージです。
- 第一話 ここは観光地ではありません。
- 第二話 観光ではなく修行に来てください。
- 第三話 あなたが持っている常識ともう一つ違う、さらに上。
- 第四話 お茶屋さんの抱える葛藤
- 第五話 年末の稲荷山
- 第六話 稲荷山は人を試す
- 第七話 神様はどんな人に興味を持つのか?
- 第八話 罰が当たるとき
- 第九話 外国人向け参拝の仕方